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ストレス社会

現代社会を生きる私たちは常にいろんなストレスに囲まれています。2008年の内閣府の調査においても「あなたは日頃、ストレスを感じますか」と尋ねたところ、「ストレスを感じる」と回答した人が、57.5%と過半数を占めました。年齢層別に見ると、40代の69.1%を最高に、30代66.5%、20代64.1%、50代61.0%と続いており10代でも52.0%が「ストレスを感じる」と回答しています。まさに総ストレス社会です。また、「ストレスを感じる」と回答した人に対して、その理由を尋ねたところ、「収入や家計に関すること」(39.9%)、「仕事や勉強」(38.3%)、「職場や学校における人間関係」(34.4%)などが挙げられ、個人によって様々な要因が影響していることがわかりました。

ヒーリングを求めて

このように、人口の半分以上の人たちがストレスを実感しているという現状で、多くの人たちが、そこから逃れようと懸命に策をこうじています。薬を飲む人、スポーツをやる人、民間療法に頼る人、さまざまですが、そのなかで旅行をすることがストレス解消のもとになっている人も多いのではないでしょうか。旅行によって、非日常の世界に迷い込み、それまで身に背負っていたしがらみを脱ぎ捨て、頭をからっぽにする。旅行におけるヒーリング効果です。旅という非日常のエッセンスには、普段の暮らしまで豊かにしてくれる不思議な出会いが潜んでいます。

近年、「パワースポット」を巡るのが流行ったり、「秘湯」が人気になったりしたのもこの「ヒーリング効果」が旅人を癒しているからなのでしょう。また大自然の中、名所旧跡を訪ねるのも、なかなか心が洗われ、リフレッシュした気分にひたれます。

2007年以降、団塊世代が60歳に達し順次定年退職を迎え、これに伴い大きな消費市場が生まれています。しかも、この団塊の世代の各種調査では「旅行」が消費意欲のトップに挙げられているのです。これからますます、この「癒しの旅」が求められていくことでしょう。

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