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幽玄の渓谷

名瀑「真名井の滝」(まないのたき)を懐に抱く「高千穂峡」(たかちほきょう)。近年、パワースポットとして人気のこの渓谷は、宮崎県西臼杵郡(にしうすきぐん)高千穂町にある五ヶ瀬川にかかる峡谷です。国の名勝、天然記念物に指定されています。

「高千穂峡」は、阿蘇山の噴火活動によって形成されました。噴出した火砕流が五ケ瀬川沿いに流れて冷却、凝固、その後五ヶ瀬川の浸食を受けていまのような渓谷となりました。その高さは100m、渓谷は7?にわたってつづいており、初夏は新緑、秋には紅葉で彩られ、四季折々の風景を満喫できる景勝地となっています。また阿蘇山の溶岩で造られていることからマグマのパワーが秘められていると考えられ、現在、多くの観光客が訪れています。

「真名井の滝」

この優美で荘厳な高千穂峡に流れているのが「真名井の滝」(まないのたき)です。この滝は神話によれば天村雲命(あめのむらくものみこと)という神が天孫降臨の際に、この地に水がなかったので水種を移しました。これが天真名井として湧水し、滝となって流れ落ちているといわれています。「日本の滝百選」の一つに選ばれています。

滝は、崖上の「おのころ池」から高千穂峡の川幅が狭まった部分に流れ落ちて、それほど大きくはないのですが、放出されるマイナスイオンの豊かさで癒されます。マグマと水のエネルギーを一挙に得られるパワースポットといえるでしょう。渓谷は貸しボートで遊覧できるようになっていて、近くまで滝に接近でき、迫力ある姿を間近で見ることもできます。また夏場は午後10時まで滝周辺がライトアップされ幻想的な雰囲気をかもし出しています。