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岩窟協会群

「カッパドキア」はトルコの首都アンカラのアナトリア高原の中央部にある約100平方キロにわたって広がる奇岩地帯です。ここには、キリスト教徒たちが築いた岩窟(がんくつ)教会や地下都市が残されています。

「カッパドキア」には、キノコや煙突のような形をした奇岩が林立していますが、これは、およそ6000万年前に起こった火山の噴火によって、柔らかい地層と硬い地層が交互に重なった大地が形成され、その後、長い年月を経て風雨に浸食されて硬い地層のみが、残ったためといわれています。

カッパドキアの歴史

カッパドキアの歴史は古く、新石器時代から人が地下都市に住みはじめたといわれています。岩に囲まれ、外敵から身を守るのに絶好の場所だったためではないでしょうか。

紀元前2000年頃のヒッタイトの時代にはすでに交易の要衝として栄えていたと記されています。4世紀以降には、ローマ帝国やイスラム教徒たちにの迫害から逃れてきたキリスト教徒がこの地に集まり、いまのような教会や地下都市を作りはじめました。

地下都市で最大級のものが「デリンクユ」で、地下8階の広大な地下空間に数万人もの人たちが暮らしていたようです。地下都市の中はまるで迷路のようで、その中に住居や修道院、教会のほか、ワインセラーや墓地まで備えられていました。

また近くの峡谷ローズバレーから見る、夕日に染まった「カッパドキア」はまさに絶景で、心いくまで大自然のスペクタクルを満喫できます。「カッパドキア」は1985年に「ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群」として、世界遺産の複合遺産の部に登録されました。一度は行ってみたい世界遺産のひとつではないでしょうか。